今日は、旦那さまが断ってしまったお仕事の話。


仕事が激減した4月のこと。
電話で依頼があって、現場確認へ出かけました。


よいお仕事かなぁって期待して待っていたら、断ってきたとのこと。
断ってきたというか、無理な仕事内容だったというほうが正しいかな。


仕事の内容はというと、
30代くらいのアパート経営をしているご夫婦からの依頼。



築15~20年くらいのアパートで、
空いている一室の水道管を交換したいという内容でした。


ご主人が器用な方らしく、
外の配管は途中まで自分で工事をしてあったそうです。


依頼内容は、その続きをやることと、室内の配管を交換すること。


夫にとっては困った依頼内容です。
職人に対して、素人のやった作業の続きをやれというのはチョット気分がよくない話。


さらに、技術的にも不可能なことを希望していたので、
どうにもできなかったようです。


ご希望の内容は、キッチンやユニットバスは今のものを利用して
水道管だけ新しくするということ。



水道管は床下や壁の中にあるので、ユニットバスやキッチンを新しくして、
床を張り替えたり、壁紙を張り替えたりするリフォームと一緒にするのが一般的。


キッチンくらいなら、キッチンをずらしておいて水道管だけ新しくできないこともないけど、
お風呂に関しては無理なんですね~。できません。


タイル張りのお風呂ならば、配管はコンクリートの中だし、
ユニットバスの場合でも、小さな点検口から作業できるのは蛇口交換くらい。


アパート用のユニットバスは、箱状のまま工場から運ばれてきて、
建築途中の外壁が張られる前に設置してしまうことが多い。


バラバラで運ばれてきて、組み立てるタイプもあるけど、
それでもそれなりの開口部が必要なんですね。


水道管は、新しいお風呂を組み立てる前に、配管して、
通常はそこに土間コンクリートを流し込んでしまいます。
そこに、新しいお風呂を組み立てていくという手順。


ですから、ユニットバスをそのままに、配管だけ変えるというのは無理なんです。


旦那さまも依頼主にできない理由を説明したようなんですが、
あまり理解しているようには見えなかったみたい。


私はキッチンやユニットバスのショールームに勤務していたことがあり、
いつも一般のお客様を相手に商品説明や案内をしていたので、
職人サンの気持ちも、依頼主の気持ちも良く分かります。


難しいですよね~。


どっちが悪いともいえません。
旦那さまがもっと丁寧に説明してあげればよかったとも思いますが、
職人にとっては気持ちのいい依頼ではないですし。


依頼主にしても、自分で工事することに興味があったり、
費用を削減しようとしてがんばった結果なんですよね。
やる気があるご主人はすばらしい!



工事を始める前に、一度プロに相談したほうが良かったなぁと思います。
せっかく途中までやった工事が無駄になってしまったのはもったいないですから。



わが家は結婚するときに、夫の仕事用倉庫をリフォームして新居にしました。
建築関係の仕事をしているから、さぞかし自由が利いただろうと思われることが多いのですが、
実際はそうでもないんです。



予算を抑えることはできましたが、私の意見を通すことは本当に難しかった!
職人さんに、自分のこだわりを伝えて、それを反映されることは大変な作業。
あとで機会があったら我が家のリフォームの話をしますね。
当時の同僚に大笑いされるくらい、部外者には楽しい内容なんですよ。
私にとっては笑い話ではなかったけど、5年たったらいい思い出ですけど。















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