実家の母の医療費控除の申請を手伝う過程で、母の給与や社会保険料の書類を見せてもらいました。母はフルタイムのパートで働いています。清掃業で時給は最低賃金です(苦笑)。年収は税込みでも200万円を超えません。

そんな母の社会保険料を見て、自営業妻の私は「うらやましいなぁ~」と思ってしまいました。

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社会保険はお得でうらやましい

私の母が負担している社会保険料。

厚生年金 12840円
健康保険 8624円
毎月の負担額 21464円
年間の負担額 257568円


もし自営業だとしたらどうなるかというと。

国民年金(月々) 15250円
国民年金の年間負担額 183000円


国民年金だけでも年間183000円。個人で負担している金額は大きいのに、厚生年金のようにもらえる年金は増えません。

そしてクセモノの国民健康保険料は。私の市の場合ですけど。
課税所得を150万円として、40歳以上のシングル。介護保険料ありで計算。
※自治体によって金額は異なります。

均等割(年) 42000円
平等割(世帯割のこと・年) 34000円
所得割(課税所得×11.1%) 166500円
国民健康保険料の年間負担額 242500円


国民年金と国民健康保険料を合わせると。

国民年金(年) 183000円
国民健康保険(年) 242500円
年間の負担額 425500円


もう一度分かりやすいように比較した表を。

勤め人の場合の年間負担額 257568円
自営業の場合の年間負担額 425500円
差額 167932円


課税所得が150万円という仮定での計算で、母の負担している社会保険料も企業により異なりますから、おおよその目安程度に思ってくださいね。

課税所得が150万円の人にとって差額の約168000円というのは大きいと思います。さらに、自営業者の加入する国民年金には厚生年金のようにもらえる金額が増えるわけではありません。自営業主が加入する国保には傷病手当もないしね。

社会保険がお得なのは会社と個人が折半して支払っているからなのですが、日本は必ず健康保険には加入しなければならないシステムなのに、このように不公平感が強いのは問題だと感じます。

ニュースの切り口は会社員家庭の場合ばかりなのに不満あり



最近になって配偶者の扶養控除の廃止論などが取りざたされていますね。女性の働く機会を増やそうという狙いというのが建前で、実際は財政事情により広くお金を集めたいというのは分かりきったことです。

それらのニュースは一様に「夫が会社員の場合、このままだと専業主婦や扶養の範囲でパート勤めをする主婦には負担が増えます。」という切り口ばかり。

母のようにシングルでパート勤めの場合や、私のように自営業妻の場合の話はほぼなしです。

少数派の意見は切り捨てられるということなのかなぁ。コレだけ雇用が不安定な時代ですから、社会保険に入りたいと思いながら働いている方は多いと思うのですね。

本当に少数派なのかしら。ものすごく疑問です。

週20時間で社会保険に加入できるなんて、私にとっては夢のような話です。従業員数とかいろいろと制約がありますけどね。週20時間くらいなら、自営業の手伝いもしながらパート勤めできるし、子育てしながらでも働きやすい。さらに子供3人を私の扶養に入れて、国保料の大幅削減!なんてことも出来るかも~!と妄想は広がります(笑)。

パート勤めをすると青色事業専従者にはなれないけど、社会保険に入れるのならば、節税以上の効果だと思いませんか?

この手のニュースを聞くたびに、もっと違う切り口からも報道してほしい!って感じています。両方を報道してこそ比較できるというものです。

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